コウドウキロク

文学部卒オタク女の行動記録です。

10/4 舞台リボーンに行ってきました

 

 

少し遅くなりましたが、10/4に舞台リボーン、通称リボステを観てきたのでその感想です。長々しい感想書くの疲れたから印象深いところだけ。

 

 

 

○はじめに

観に行こうと思った理由はこの一言に尽きる。

家庭教師ヒットマンREBORN!は私の青春だから!」

 

間違いなく、私をオタクにした大きな要因のひとつだし、同年代のオタクには私みたいな人間もたくさんいると思う。

私は、忘れもしない中学2年生の時、同じクラスになった友人から勧められてリボーンにどハマりし、漫画も全巻揃えてそれはそれはのめり込んだ。キャラソンも全部聞いたし、友達とカラオケに行って「俺達」シリーズをデュエットして死ぬほど笑ったこともある。メチャクチャ楽しかった。リボーンは黒歴史メーカーであるとともに私の青春だった。

 

そのリボーンが舞台化されると聞いて、迷うことなくチケットを用意した。私の推しは骸なんだけど、黒曜編やるって分かって感謝した。

 

 

チケットは迷ったけどとりあえず一般席にした。普通に見やすい席だったので全然大丈夫だった。

 

 

 

○当日

家を出る時間をミスってメチャクチャギリギリになった。舞台観劇する時は結構余裕を持って現地入りすることが多かったからすっっごい焦った。19:00開演だけど席着いたら18:51だった。こんなにギリギリに着席したのはじめて。普段大阪に来る時は梅田が多くて、新大阪駅使うのもほぼ初めてでヤバかった。地図が読める人間でよかった。

 

ちょっと脱線すると、会場はKステ(AROUSAL OF KING)ぶりのメルパルク大阪だった。実はそのKステは私が初めて2.5に足を踏み入れた作品だったし、その時ぶりのメルパルクとの再会だったのでちょっと思い出が蘇ってきて懐かしかった。

 

 

 

○公演の感想

・開演5分前のアナウンス

ニーコちゃんだったんだけどなんとなく固定っぽい気がする。正直私の席からはメチャクチャ聞き取りづらかったからあんまり覚えてない。普通に公演自体は音量に問題なかったからただのミスなのか?

 

 

・ニーコちゃんのリボーン登場

声がマジでそのまんますぎて(当たり前)感動した。まあ色々と赤ちゃんじゃないんだけど目を瞑った。ニーコちゃん身長高くないからまだ全然アリって感じ。辛辣でごめん。

 

・OPで突如流れるDrawing Days

この曲はずるい。曲流れた瞬間の鳥肌がやばすぎて死ぬかと思った。懐かしすぎた。開始直後でもう脳内クライマックスだった。キャラが1人ずつ出てくる感じなんだけど骸は中央から出てきたような気がする。

 

 

・忙しい人向けリボーン

黒曜編までのいきさつがギュッと詰まったダイジェストって感じ。主要人物との関係性や死ぬ気弾とは、復活とは、みたいなことをストーリー進めながら説明していくイメージ。

死ぬ気弾の演出はかなりおもしろかった。死ぬ気の炎とかどういう風に表現するんだろう?って思ってたけど、バックスクリーン(?)に映されたツナの顔に、CG合成の死ぬ気の炎が灯って表情も変わることで表されてた。実際の板の上では頭は変化なしだから想像で補う感じ。映像はけっっっこうシュールだった(笑)顔といい炎といい絶妙な感じでけっこう笑いそうになった。あとちゃんとパンツ一丁になる。すごい。ツナに腹筋があるししっかり鍛えてるんだろうなあって感じだった。キャストの迫力がすごいから全然違和感はなかった。

余談だけど、事前に「ツナのパンツが変わる」って情報だけ手に入れてて、日替わりネタみたいに公演日ごとにパンツの柄変えてるのかなって思ってたんだけど違った。公演のストーリーの中で日付が変わる度にパンツの柄が変わってた。一公演中で数種類ツナのパンツ見た。そこのリアリティーの追求は予想外だった。この先の黒曜に乗り込むところではたしか炎の柄のパンツ履いてて、ツナやる気入ってんな…勝負パンツがこれなのかな…て思ってた。

 

それぞれのエピソードは割愛するけど、山本がメチャクチャスタイル良くて惚れそうになったし、実際演技も山本だった。獄寺くんもかっこよかった。ボムを取り出す時に、(本当は体の色々なところに仕込んでるって設定だけど)舞台隅の方に取りに行ってるのが見えて可愛かった。

あと、私が驚いたのは京子ちゃんとハルちゃんの演技!二人とも美味かったけど特にハルちゃん!動き方といい喋るスピードといいしゃべり方といい本物のハルちゃんだった。メチャクチャかわいかった。

ランボに関してはマジでウザかったので何も言うことは無い(一応最大限に褒めてる)

 

雲雀さんのシーンで、舞台袖から桜らしきセットが出てきた瞬間に「あっっっ………!!!サクラクラ病…………!!!」って脳内早押しクイズ大会始まったんだけど大正解だった。自分の古の記憶が呼び起こされてヤバかった。雲雀さんのクールな感じがピッタリでかっこよかった。

 

フゥ太は懐かしすぎてびっくりした。デカいランキングブック持ちながら走るのメチャクチャかわいかった。

 

・黒曜編

いくら演技とはいえ歯を抜かれるシーンがメチャクチャ痛そうで私もちょっと歯を食いしばった。

 

犬と千種〜〜〜最高にすき〜〜〜このコンビ大好き………………千種のヨーヨーがレベル高すぎてびっくりした。私そんなにヨーヨーやったことないんだけど、あんなに自在に操れるものなの?伸ばしたり縮めたりは予想の範囲内だけど、漫画でもあるみたいに、糸をほぼ直角に途中で曲げたりとか、曲げつつ急にスピードを早めたりだとか、技が極まりすぎてて素直に驚いた。仕組みが知りたい。千種のキャストさんはかなり身長が高いんだけど、原作の猫背なイメージを崩さないからちょっと窮屈そうだなって思った。

犬に関してはチャンネル変える時の演技の違いがハッキリしてて見ていてわかりやすかった。ただ、多分チーターチャンネルだと思うけど高速移動の描写のためにバックの映像で犬が飛び跳ねる姿が流されてたのがちょっとシュールな感じだった。

 

 

骸はもうマジで全体的にかっこよかった。和田さんのおでこがメチャクチャ骸。立ち居振る舞いも骸。個人的にはツナとの戦闘シーンで各六道を使いこなすあたりの演じ分けが最高だった。人間道に変える時、原作では目を潰して?抉って?変更してて、私は骸のその顔が大好きだからどう表現されるのか期待してたんだけど、舞台では抉る動作はしないもののSEはグチュグチュって音が流れて、ちゃんと原作の流れを汲んでくれてるーー!!と嬉しくなった。

 

憑依弾使う時!!!拳銃をこめかみに突き立てて!!!「また会いましょう(アリーヴェデルチ)」!!!!!!あーーーーありがとう!!!メチャクチャかっこよかった!!!いや実際はアリーヴェデルチしか言わないんだけどもう頭の中に「また会いましょう」の文字が見えた。

骸の一個一個のセリフを自分がものすごく覚えてて、自分の中の古のオタクが目を覚ました感覚があった。当時はものすごくリボーンにハマってて、漫画もたくさん読み返してセリフも覚えてて………何年も経って色々忘れちゃってると思ってたんだけど、自分の中にはまだ記憶が残ってて懐かしさに震えた。舞台上で骸が何か喋る度にその記憶がフラッシュバックしてきてヤバかった。かなり原作リスペクトしてくれてる舞台なんじゃないかなって思った。

 

最後の終わり方も山本の野球の試合を応援する感じで終わるんだけど、客席に骸の思念体が現れるの、ああそんなことあったなーー!!!て感じで、そこまできちんとやってくれるの大変ありがたかった。原作では子供に乗り移る感じじゃなかったかな?どちらにせよそのシーンを盛り込んでくれるのが予想外だったからびっくりした。

 

カテコはリボーンと獄寺くんだった。キャスト全員で礼する時、和田さんが骸のイメージを崩さず、額に手を添えて会釈する感じだったからメチャクチャよかった。並び順的には骸の隣がランボで、こっちはこっちで礼が独特(めっちゃ動く)から対照的だった。

 

 

 

○全体的な感想

舞台リボーンメチャクチャおもしろかったです。

原作好きだったし推しを知ってる人がやるから、って割と興味本位で観に行った感じなんだけど、自分にとっては懐かしさと楽しさが詰まった舞台だった。今はだいぶリボーンっていうジャンルからは離れてしまったけど、やっぱこのジャンル面白いな〜好きだな〜って気分になった。リボーンって話自体が割と超次元だから、どんなふうに表現するのかな〜って思ってたけど、手を抜くことはなく網羅的に異能?を表現してくれてて良かったなあと思う。

 

なんとなく、今後も続きそうな予感がしなくもないから、もし次があったらまた観にいきたいな〜と思った。次はヴァリアーかな……??