コウドウキロク

文学部卒オタク女の行動記録です。

勉強期間2日のITパスポート受験期

久々にオタ活以外の記録残します!

 

タイトルの通り、ITパスポート受験してきたので備忘録残しておこっかな〜〜と軽い気持ちで書き始めました。

社会人になってから数個資格は取ったのですが、あまりにも自社業界に限定したニッチな内容だったので、久々にこういった受験人口の多いものにチャレンジした気がします。以前、簿記2級とかTOEIC受けた時以来かも…………と思って振り返ってたらもうそれも5年前らしくてビビりました。

 

 

はじめに

こういう資格って個人のバックグラウンドによって体感する難易度が変わると思うので、参考までに私のデータを記載しておきます。

あまりにも環境が異なる方はタイトルの2日を過信しないでくださいね。

 

▼ステータス

・社会人3年目

・金融系企業

・セキュリティ部門の実務経験→直近で企画部署へ異動

・最近は業務のIT開発をシステムではなく実務側として検討するお仕事に携わっています

 

▼受けようと思ったきっかけ

・会社が推奨しているから

・今年度中に受験して合格すれば会社からインセンティブで““2万””貰えるから(これがでかすぎる)

現業でIT開発に関わる機会が増えたり、セキュリティ業務の一環でweb関連の単語に触れる機会が増えたため、仕事の予備知識として使える部分もあるなと思ったから

 

こんな感じです。ITパスポートは国家資格だけど、立ち位置としてはあくまで現代社会人の基礎知識ってだけで、取ったから仕事や転職で有利になるようなものじゃないんですよね。ただ今回は自分の仕事にある程度親和性があるし、お金が貰えるのならやった方がお得、というテンションでさくっと受験してきました。

 

 

試験対策について

正直、私のバックグラウンドでも普通は1ヶ月くらい勉強期間あるのが正しいあり方だと思います。勉強しなきゃという気持ちはあったんです。やる気が追いつかないだけで……

今年中に受けよ〜〜〜というダラダラした気持ちだったので、受験の半年前くらいにテキストだけは購入していました。

 

買ったのはこちら↓

 

テキストは最後までこれだけで乗り切りました。何とかなった。

 

ただ私の場合、問題があったのは申し込みの方でした。

ITパスポートは基本毎週末あたりで継続的に通年開催されていますが、3月末になると私のように「今年度中に取らなくては…!!」という駆け込み受験の需要が高まって、試験会場の予約が尽く埋まっていきます。

私も3月に入り、自分のケツを叩くために予約するか…と予約サイトを開いた時点でびっくりするくらい空きがなくて、なんとか1日程行けそうな日に滑り込みました。ちなみに申し込み時点で正直ノー勉状態でしたが、予約できたのは丁度1週間後。1週間で試験を受けることのできるレベルに仕上げる必要が生じてしまいました(余裕をもった申し込みほんと大切)

このスケジューリング能力、社会人としてどうなんだ。

 

ただ、私は土壇場で間に合わせる能力だけは人生の中でトップレベルに磨きあげてきました。実際検索してみると1週間で合格した実例もあり、私も同様に1週間で合格!!!と胸に誓い受験勉強をスタートしました。

 

 

 

そしてその受験勉強は試験2日前まで断絶します。タイミング悪く仕事が忙しくなってしまい、気力的に平日夜の勉強が時間が厳しかったんです(言い訳)

なので、試験受験直前の休日2日間で若干徹夜もしながら頭に叩き込む形で勉強スタートしました。

 

とにかくまずはテキスト1周!で全体を読んでいき、「このフレーズ覚えられないな」とか「この考え方難しいな」という点にじゃんじゃん付箋を貼って、自分がどの分野やどのカテゴリに苦手意識があるのかを視覚的に明らかにしていきました。

 


ここでITパスポートについて補足しておくと

・得点が全体の60%以上で合格

・問題はストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系の分野で構成されており、それぞれの分野で30%以上の得点率

の両方を満たして合格です。

 

私の場合、普段の業務知識からストラテジ系とマネジメント系は比較的理解に苦しむところは多くなく、課題になるのはテクノロジ系でした。計算問題の数学的な考え方も久々に触れたりと、このあたりは完全に新規知識という感じでした。

 

で、テキスト1周したところで知識にはなったけど問題が解けるかと言ったら別です。なので、テキスト読みが終わったら速攻過去問を解くターンに入ります。

 

ITパスポートについては素晴らしいサイトがあるので過去問題集は購入しませんでした。

そのサイトがこちら↓

ITパスポート過去問道場|ITパスポート試験ドットコム

とにかく直近数年分をひたすら解いてみる→間違えたらサイト内の問題解説を読んだうえでテキストに立ち返りその箇所を読み直す、というサイクルを繰り返しました。これをやり始めるとこのフレーズよく出るな、みたいな傾向もなんとなく掴めてきます。

その上で、私はテクノロジ系が苦手だったので直前はテクノロジ系の過去問に特化して一問一答を繰り返しました。先述したサイトは分野ごとにフィルターかけて出題できる機能があるのでほんとに便利です。

 

ちなみにプログラミングのところはふんふん…とテキストだけ読んで完全に捨てました。これを理解するために時間を割くよりも他の理解を深めた方が効率的なので…………

実際の試験でもプログラミング領域の問題は出ましたが、適当にABCDからくじ引きするのではなく、一応読めるところだけ読んで推測で答えるくらいのことはしました。AccessVBAの端きれを齧っててよかった、、、

 

という感じで直前まで頭への叩き込みを繰り返し繰り返し、前日の夜は半分徹夜みたいな感じで2時間睡眠→1時間勉強︎ →2時間睡眠のサイクルを回して足掻きました。

 

 

その結果、当日の点数は

全体:7割以上

マネジメント系:7割以上

ストラテジ系:8割以上

テクノロジ系:6割以上

で合格ライン超えました!!!!

がんばりました

 

 

おわりに

普段の仕事との親和性がいくらかあれば、詰め込み2日間でも合格ラインは目指せます!!!が、本質的な理解に繋がったかと言えばちょっと怪しいので余裕もって勉強したいですね。

このギリギリ生活やめたいです。はあ…